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さて、10時にホテルに来てくれるということになったので、準備をしつつ待っていると、
ピッピロリロリロ♪
と日本ではもはや懐かしい単音の着メロが鳴りました。
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電話に出ると何か言っていますが、ただでさえイマイチわからないタイ語。
対面で相手を見つつ話すのはまだ予想がつきますが、電話ってのは難しいですね〜。
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とりあえず来たんだなってことで外に出ると、ピックアップカーと共にDowと友達のKungがいました。
運転手さん(Sak)は英語が話せるので、半分通訳になってもらいつつ話に花を咲かせます。
Kungって「エビ」って意味だよね〜などと盛り上がり、旅が始まりました。
ちなみにDowとは「星」という意味だそうです。
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さて、道中は見渡す限り草原です。
もはやサバンナです。 ちょこちょこと牛(茶色いやつね)がいます。
草原をかけまわっているためか、かなりマッチョな牛達です。
日本は町と町の間も結構まんべんなく家がありますよね。
というかそもそも町と町の間ってものをそれ程感じませんよね。
でもタイは、町と町の間には徹底的に家がないんです。(たまーにポツンとあるくらい)
町には家はたくさんありますが、一歩出ると次の町に着くまでただひたすら何もありません。
今話題のドラクエ状態です。ジャッジャッジャッジャッジャと町に入ると家があり、店があり、宿屋があり、
で、ジャッジャッジャッジャッジャっと町を出ると山あり谷あり、モンスター、いや牛がいる。
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三角枕村へ行く途中の大自然の中のドライブですが、しばらく走ったところで、ドライバーのSakが言ってきました。
「もうすぐチキン村が出てくる。チキン買うか?
三角枕村にはレストランや飯所は一切ない。買うならココしかないぜ」
マジすか。。。すでにチキンしか選択肢がないとは。。。
ボッボッボッボッボッボゥ。 到着。
コケーッコッコッコッコッコッコケー
おー、いるいるチキン共が。ん、待てよ。この状況は鳥インフルエンザがいたら、即感染じゃないすか!
しかし、ここで買わねば今日のメシはないと言ってもいい。
・・・オレはチキン購入を決意した。(そんな大げさじゃないだろ)
(※ご注意※良い子はマネしないでね。)
チキン軍団の中に小屋がポツリ。 兄ちゃんが鶏を丸焼きにしている。
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え?丸焼きすか!
ってゆーかぁ、グロくない?
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そう、思いっきり丸焼きなのだ。
それも、日本で出てくるような鶏そのものの丸焼きという感じではなく、
鶏を上から潰してぶっちゃけた状態の丸焼きなのだ。
なんせ平べったいすからね。丸焼きなのに。。。
ぶっちゃけた状態で、これが足じゃない?とかここ首だよね。
とか、微妙にわかるだけに気持ち悪い。
指とかはっきりしてるし。。。正直、鶏というよりは、タガメに近い。
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チキンを買ったテンチョー一行はさらに自然の中をグングン 進んでまいります。
車はメイン通りを折れ、小道へと入りました。
「おーぅ、だんだん田んぼな風景になってきましたな」
ところどころ人々が稲刈りをしています。
道路のわきには、刈り取った稲を干しているのか、大量の稲が並んでいます。
というか、見渡す限り地平線の方まで田んぼなんですが、
機械使わずにコレ全部手で刈れるんすか???
という疑問が沸いてきます。
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そして、前を走っているトラックを追い抜こうとしたとき、
Dowが 「あ、もしバスで来てたら、あれに乗ってたんだよ」と、指を指しました。
「?????」
「マ、マジすか。あれは稲を運んでいるんじゃあ。。。」
「いや、あれがバスだよ。」
そこには、稲をたくさん積んだピックアップトラックが走っておりました。(一応ホロ付き)
「どこがバスなんだ??」
「ん?」
「あーーー!」
よく見ると、よーく見ると、稲の間から人がちらほら見えます。
稲を運ぶトラックに人が乗っているのか、人が運ぶバスの役割のトラックに稲を乗っけているのか。
ふぉーう、恐るべし田舎。
これぞまさに自然との共存です。
しかし、Dowに会わなければあれに乗っていたわけです。
それはそれでスリリングで、でも素朴で素敵な旅になっていたかもしれませんが、
目的を遂行できたかは微妙です。
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とんでもないバスを追い越し、無限に広がる田園風景を我らがピックアップトラックは走っていきました。
数十分行ったところで、運転手のSakが言いました。
「おい、着いたぞ」
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???
普通の家の前じゃないすか。
テンチョー:「これ、村なんすか?」
Sak「そうとも」
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ガーーーン!!
テ:「数件しか家がないじゃないすか」
。。。。。。。。。。
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そこには、店の「み」の字もない、ただひたすら広がる田園と、さっきよりは木がたくさん生えていて、ところどころに家が点在する、いわゆる真の村とはこういう姿なんだ、と感じる村があった。
どう考えても、自給自足だべ。
そんな雰囲気しかなかった。
しかし、これは問題である。
なぜなら、ここでどうやって三角枕屋を見つけるというのか。
バス停はおろか、標識そして看板すらない。
ぶっちゃけ、うちら二人でバスでこの村に来てたらどうしろと。。。
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しかし、私たちには、心強い現地娘二人と、ドライバーのSakがいた。
Sakは、さっそうと車を降りると、民家へ入っていった。
(た、頼もしい!持つべきものはサバイバー!)
Sakは出てくると、
「あっちだ」
車で少し走り、また違う民家へ。
そこで見たものは。。。
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一同:「おおうっ!」
そこには、倉庫に天井まで積み上げられた三角枕の姿が。
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